2015年7月13日月曜日

最近の若い人

昨日、とある人気飲食店で食事をして店内で順番を待っている間の話です。
人気店のお昼時ですので人が多く、相席で食事をしている人たちもいました。
その中で4人テーブル席で、二人づつ、学生と社会人の方達が向かい合わせで座っていました。
明らかにその方達は他人同士で、当然ですが特に会話もなく食事をされていました。
しばらくして学生がお水を自分のコップに注ぎ終えたとき、前に座っていた社会人の方にも「どうぞ」と言って注いであげていました。
社会人の方は急な事だったのできょとんとした後、恐縮してお礼を言っておられました。

あまりにも自然な振る舞いでしたが、学生の優しさというか、気配りというか、このちょっとした何気ない様子に驚きました。

自分なら初めて会った他人のお水を注い であげられるのか?

難しいかもしれません・・・・、と言うかその時に仮に自分が学生だったらやってないと思います。

今の大学生ならまだ「ゆとり世代」と言われている人たちでしょう。「ゆとり世代」という言葉はそうで無い方達にはネガティブな印象を持たれています。

しかしその反面こんな素敵な事が出来る人も沢山います。正直、感動しました。

年を重ねると、若い人たちを「ゆとり世代」「最近の若い人」「新卒」「新人」というカテゴリーにすぐに分けてしまいがちですが、人の素晴らしさはそんなに単純に分けることは出来ません。という当たり前の事実に改めて気付かされました。

何気ない光景で最近の若い人たちの素晴らしさにほっこりした日でした。